エックス線装置とは!

法律では、必ず、法で規制する範囲を規定する必要があります。
電離則では、サイクロトロンやベータトロンなど荷電粒子を加速する装置以外のエックス線を発生させる装置とされています。また、そのうち波高値による定格管電圧が10kV以上のエックス線装置を「特定エックス線装置」と、特別な名前で区別しています。
特定エックス線装置には、原則、照射筒又はしぼり、ろ過板を用いることとしています。「原則」と記しましたが、この法律の特徴である「利用を禁止するのでなく、安全を担保しながら利用しましょう」があり、除外規定により、使用の目的が妨げられる場合は照射筒やろ過板、労働省が軟線を受けるおそれがない場合はしぼりは不要となっています。
参考ですが、「サイクロトロン、ベータトロン」とは、電子、陽子、重陽子などを加速する装置で、研究施設などで使われています。また、同類の直線加速器は、医療でガン治療などに用いられています。 

電離則(エックス線関係)の勉強なんか怖くない!

ある法人でエックス線主任作業者試験の中の電離則(エックス線関係)の講義をしています(現在は、コロナの関係でお休み中)。 本ブログは、法令の勉強法のひとつして、「法令なんか、恐くない」と題し、勉強の参考になればと、適宜、記したいと思います。 出来れば、法令の参考書を手元において、読んで頂ければと思います。 尚、紙面上、概要を記すことをご理解下さい。

0コメント

  • 1000 / 1000