すべての事業所でエックス線作業主任者は必要?

基本に戻ります。エックス線作業主任者が、必要なのは、労働者の安全を確保するために、事業者は選任することになっています。従って、エックス線発生装置が、近くにあっても、放射線に被曝しない、又は被曝線量が少ない場合は、エックス線作業主任者の選任は、不要となります。例えば、飛行機の搭乗する際の手荷物検査装置(人が入らない)や1.3mSv/3月を超えるおそれのある場所がない装置などのみを取り扱う事業所では、エックス線作業主任者を選任する必要はないことになります。
尚、医療用のエックス線装置、髙エネルギーの放射線を出す装置(ガンを治療する放射線発生装置、新しい放射性同意元素を作るための放射線発生装置など)は、電離則以外の法律で規制しているため、エックス線作業主任者の選任は、不要です。


電離則(エックス線関係)の勉強なんか怖くない!

ある法人でエックス線主任作業者試験の中の電離則(エックス線関係)の講義をしています(現在は、コロナの関係でお休み中)。 本ブログは、法令の勉強法のひとつして、「法令なんか、恐くない」と題し、勉強の参考になればと、適宜、記したいと思います。 出来れば、法令の参考書を手元において、読んで頂ければと思います。 尚、紙面上、概要を記すことをご理解下さい。

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